チビ太君ゲーム

チビ太君ゲーム

傾聴力・発信力UP~Zoomでもできるコミュニケーショントレーニング

こんにちは、Base-Upで研修ゲームの作成を主に担当している鈴木雄大です。

今回は、最近流行りのZoom などのWebでもできるG-Learningをご紹介します。

傾聴力や発信力のためのトレーニングになります。

傾聴力・発信力とは

・傾聴力とは、ただ相手の話を「聞く」だけではなく、話し相手の表情や心情を読み取りながら、自分が「聞きたい」ことを聞き出すのではなく、話し相手が話したいことに共感して「聴く」ことです。

・発信力とは、自分の意見や考えをわかりやすく伝える力です。先ほどの傾聴力とは逆に自分の言いたい事を相手の理解度や知識背景なども考えたうえで、伝わるコミュニケーションをとることです。わかりやすい例でいうと、お医者さんから専門的な用語だけで診断結果を伝えられても、何がなんだかわからないですよね。その例だとわかりやすいですが、仕事や日常生活で同様なことが起きている場面をよく見ますし、私もやっちゃっている時があります。

チビ太君ゲーム

勝ちの条件:

伝える側(親)の発信した内容とまったく同じ内容が聴き手にも伝わり、意図通りの絵が描けていること

ゲームの実施時間:

約5分(作成するものの完成見込み時間に合わせてせて設定してください。

講義も含めた時間配分:60分(講義30分+ゲーム5分×3回+振り返り15分)

準備するもの:

紙・ペン

*大人数の場合には、あらかじめZoomのブレイクアウトルームを設定しておいてください。

役割分担:

  • ゲームのファシリテーター(ゴールの絵を親役の参加者に伝える+ゲーム進行や気づきを深めるジャンプインなど)
  • 1グループ 2~6人
    ・親:ゲームファシリテーターから伝えられた図形を口頭だけで伝える
    ・子:親から伝えられた図形を紙に描き出す
ゲームの流れ
  1. まずはゲームファシリテーター側で、〇・△・□だけで完成させられる図形を何パターンか考えておいてください。
    以下のようなイメージです。
  2. グループ内で、親役1人と子役に分かれる。
  3. ゲームファシリテーターは⓪で設定した図形を親役の人にだけ見せてください。
  4. 親役の方は、ゲームファシリテーターから見せられた図形を子役の方に口頭のみで伝えてください。ジェスチャーなどは禁止です。
  5. 子役の方は、親役から伝えられた図形を紙に描いてください。

主な気づきの内容:

以下に一例を記載します。実践してみて、別の気づきがあれば、コメントいただけると嬉しいです。

  • 親役の方は、子役の方の理解度を表情やリアクションから読み取り、説明方法を工夫で着ましたでしょうか。例えば、算数が苦手な方がたに「垂直」や「角」などの図形用語でだけで伝えようとしても伝わりにくいかと思います。
  • また、親役の方は途中で子役の方に理解度の確認等はされましたでしょうか、実際の仕事でも途中での理解度、進捗の確認は重要になるかと思います。
  • 子役の方は、自分の理解度を親役に伝わるように表現できましたでしょうか。理解しきれなかった時に聞き返したり、リアクションで表現したりなど。
  • また、子役の方は、親役の方の表現した内容を正しくとらえることができましたでしょうか。

チビ太君がいつも持っているおでんからこのゲームの名前にさせていただきました。もし権利関係などで問題ございましたら、ご連絡をいただけると幸いです。

今回はZoomでもできるコミュニケーショントレーニングを紹介させていただきました。Zoomでなくても、何人か集まれば遊びとしても楽しいので、ぜひご活用いただきたいです。

価格について

コンテンツ提供のみ:8万円 研修意図のヒアリングおよび、貴社講師へのトレーニング(2時間程度)+コンテンツ提供(ドキュメント)
SSCの講師を派遣する場合:20万円 研修意図のヒアリングおよび、貴社担当者への事前デモ(1時間程度)+当日の講義およびゲーム(2時間程度)

また、学びの多い研修にするためにはゲームファシリテーターの力が必要です。ハイレベルなゲームファシリテーションが必要な場合はぜひBase-Upに御声掛けください。