報連相習得研修
影響力~トラブル時の報連相の仕方①
こんにちは、Base-Upで研修ゲームの作成を主に担当している鈴木雄大です。
今回は、報連相のスキルを体験する至高の研修ゲームを紹介します。
前回は、報連相の仕方を講義っぽく書かせていただきました。
ブロック製造ゲーム
勝ちの条件:
100均などに売っているブロックを使って、先に完成させる。
ゲームの実施時間:
約20分(作成するものの完成見込み時間に合わせてせて設定してください。
準備するもの:
LEGOブロックや100均で売っているブロック
役割分担:
[box class=”yellow_box” title=”ゲームの流れ”]
- ゲームのファシリテーター(ゲーム進行や気づきを深めるジャンプインなど)
- 1グループ 2~6人
[/box]
- まずはゲームファシリテーター側で、ブロック作成中に発生する問題と解決策を考えておく。受講者へは伝えない。例えば、一部の部品をどこかに隠しておく、受講者の1人だけに渡しておく、など研修会場にいる人の誰かに相談すれば、解決できる内容を考えることがポイントです。
- グループ内で、上司役1人と部下役に分かれる。部下役の方々は、ブロック作成の方針を立てる(2分程度)
1人で作成する分けではなく、グループ内で協力する、分担する必要がありますので、この時間を使って、グループ内での作成の方針を決定してください。- ゲームファシリテーターは⓪で設定した問題を上司役の人にだけ伝えておいてください。
- ブロックの作成開始。上司役の方は、基本的にはブロック作成の作業には加わらないでください。
*ゲームファシリテーターの実力が試される場面です。⓪で設定した問題によって、グループ内の作成が進まないタイミングがきます。そこでうまく報連相へ向かうジャンプインをしてください。主な気づきの内容:
以下に一例を記載します。実践してみて、別の気づきがあれば、コメントいただけると嬉しいです。
- 作戦会議ではブロック作成の方針について、グループの中で手順についての合意が取れていましたでしょうか。
- 上司役の方は作業中はやることがありません。その時、どんな感情で、どんな行動をとっていましたでしょうか。
- 部下役の方々は、作成中、どんな感情でしたでしょうか。
作成がうまく進んでいる時、問題が発生してつまずいてしまった時、問題が解決して作業が再び動き出した時、などなど場面ごとに検討してみてください。
新人研修の報連相の重要性を確認する研修の際などにこちらのゲームをやってみてください。使用するものはブロックでなくても、パズルでも代用できるかと思いますが、学びの多い研修にするためにはゲームファシリテーターの力が必要です。
ハイレベルなゲームファシリテーションが必要な場合はぜひBase-Upに御声掛けいただけると幸いです。