仮説構築研修
勝ちの条件:
トランプを使って、良品のセットをできるだけたくさん作る。
ゲームの実施時間:
約5分
準備するもの:
ジョーカーを抜いたトランプ2セット(裏の模様が違うもの)
役割分担:
- ゲームのファシリテーター(ゲーム進行や気づきを深めるジャンプインなど)
- 1グループ 4~6人
(チームが複数できる場合には、良品セットの数で競ってみてください。)良品の条件:
1枚のトランプ=商品を作るための部品として、
トランプを4枚組み合わせて、①~④をすべて満たすカードのセットが良品となります。
[box class=”yellow_box” title=”ゲームの流れ”]
- ♡→♢→♧→♤の順番になっていること
- 数字が小さい順で並んでいること
- 4枚のセットを裏に向けたときに模様が交互になっていること
- 「3が付く数字は不良部品(3とK)」
*条件は自由に設定してください。[/box]
- まずは仮説を立てる(2分程度)
グループの中でよりたくさん作れる手順を作戦会議する。この時、その方法で実施すると、いくつのセットを作ることができるかを決める(予想する)。- ゲーム実行(5分)
トランプは裏に向けても、表に向けてOK。
グループの作戦会議で決めた手順で良品を作成する。- 良品の数を数える
- 作戦会議で立てた手順通りに遂行できたか、その結果として良品の作成目標は達成できたか、など仮説を検証し、再度作戦タイム
- 必要に応じて、ゲームのファシリテーターから気づきが促進するようなメッセージを繰り返す
主な気づきの内容:
以下に一例を記載します。実践してみて、別の気づきがあれば、コメントいただけると嬉しいです。
- 作戦会議では十分に仮説を検討できたか。
- 今回のゲームでは、作れる良品の数に上限があります。それを判断材料にできていたでしょうか。
- グループの中で手順についての合意が取れていましたでしょうか。
- 手順通りにゲームに取り組めたでしょうか。
- もし手順を変えたのだとしたら、どんな意図で変えたのでしょうか。
- ゲームを繰り返したことによって、グループの中で何か変化はありましたでしょうか。
- もちろん良品の数は、ゲームへの慣れにしたがって増えていると思いますが、仮説の立て方に着目した時はいかがでしょうか。