Base-Upセミナーは、社会人や就職を控えた学生のみなさんに向けた、仕事の基礎力向上につながるスキルアップセミナーです。私たちは単純な講義形式のセミナーではなく、講義+コミュニケーションゲームの「Gラーニング」という学習を提供しています。平日の夜や土日に都内で毎月2回、毎回異なるテーマで開催していますので、テーマを選んで参加したり、土日だけ参加するなど、自由に参加できます。仕事やプライベートの課題や悩みも、Gラーニングで楽しく効果的に解決しちゃいましょう!
学べるのは、攻めのスキルと守りのスキル
Base-Upセミナーでは、人生100年時代を充実させるための仕事の基礎力として、「社会人基礎力」や「21世紀型スキル」をテーマに学びの機会を提供しております。充実を測る指標として、「社会で活躍できるか」という攻めの視点と、「安定して長く働けるか」という守りの視点があります。攻・守いずれのスキルも伸ばすことが、Base-Upの大事にしているところです。
「社会人基礎力」とは、経済産業省が2006年に提唱した、職場や地域社会などで仕事をしていく上で重要となる基礎的な能力のことです。読み書きを含む基礎学力と、職業知識や資格など専門知識に加えて、第3の能力として社会人基礎力が提唱されました。社会人基礎力は、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力に分類され、さらに細分化されて全部で12の要素に分けられています。また、「21世紀型スキル」とは、国際団体ATC21sによって定められた、デジタル時代である21世紀以降に必要とされるリテラシー(読解記述力、理解力、分析力の意味)のことです。ATC21sは「21世紀型スキルの学びと評価プロジェクト」というもので、マイクロソフトやインテル、シスコシステムズをスポンサーとして、アメリカ等の6ヶ国で構成されています。こちらも「思考の方法」「仕事の方法」「仕事のツール」「社会生活」の4領域と、細分化された10のスキルに分けられています。
これらのことを学び、身につけていくことで、「人生100年時代」や「VUCA」と呼ばれる変化の大きい時代に、変化に飲まれることなく長く力強く働き続けることができるようになることが期待できます。大学に出たら学習終了ではなく、社会に出てからも働きながら学んでいく機会を、Base-Upは提供し続けていきます!
ゲームから学ぶ『Gラーニング』の提案
私たちのBase-Upセミナーは、単純な講義形式ではなく、コミュニケーションゲームを交えて行う学習方法を提案しています。このゲームから学ぶ手法のことを私たちでは、オンライン学習である「Eラーニング」を捩って、「Gラーニング」という名前をつけています。
Gラーニングは、次の4つの学習効果を期待した優れた学習手法です。
- 知識ではなく体験を得られる(体験学習)
- ゲームだからこそ本当の自分が出る(擬似ではなく実体験)
- 楽しく学べる(ポジティブ感情との結びつき)
- 自分以外の参加者と学び合うことができる(相互作用)
これらのことは、学習効果と持続性、そして学習に対するモチベーションを高めることにつながっています。①はアクティブラーニングで言われていることですね。自転車の乗り方は頭で覚えず体で覚えるのと同じで、実体験と結びつくと学習効果は高まります。そしてゲームなので白黒がハッキリする分、本気になる参加者が多く、②のように思わず普段の自分が出ることで、本当の自分と向き合うことができます。また③において、近年のニューロサイエンス(神経科学)の分野で、感情、特にポジティブ感情が長期の記憶を強化し、次の行動に結びつきやすいという研究結果が出ております。ゲームを通じて楽しく学ぶGラーニングは、長期記憶に残りやすく実生活への活用に結びつきやすいです。そして④において、他の参加者とコミュニケーションを取りながら学習するため、自分では見えていなかった視点を他の参加者から得られ、視野が広がります。また自分の体験を他の参加者に共有することで、周囲の学びにもなります。こうして学んだことを共有し合うことで、てこの原理のように学びが2倍、3倍になっていきます。
このように、多くの面でGラーニングは優れた学習手法と言えます。逆にゲームが楽しすぎて「あー楽しかった!」で終わりやすい面もありますので、私たち講師やスタッフがみなさんの体験が大きな学びになるように最大限サポートしています。そのためセミナーが終わると、毎回スタッフも含めた会場全体に一体感が生まれています(笑)
社会人になって基礎を学び直す理由
近年、「リカレント教育」という言葉が盛んに言われています。生涯にわたって教育と就労を交互に行うことを勧める教育システムであり、海外ではリカレント教育に対して理解が得られている考え方ですが、日本ではようやくその意識が芽生え出したところです。社会人になって改めて基礎を学び直すのは、3つの観点で非常に価値のあることです。
1つ目は、時代の変化という観点です。2016年に出版された、リンダ・グラットン、アンドリュー・スコットの著書『LIFE SHIFT―100年時代の人生戦略』の中で、私たちがこれから生きる時代は人生100年時代であることが言われており、一つのキャリアではなく複数のキャリアを歩める準備の必要性を説かれています。またVUCAの時代とも言われており、不確実性や不透明性が増し変化の予測が困難な時代だということも言われています。一つのキャリアのみで通用する専門性だけではなく、複数のキャリアに活かせる普遍スキルとして、基礎力を身に付けることが重要になってきます。
2つ目は、若手社員と企業の意識のギャップという観点です。経済産業省は、大学生と企業の意識に大きな隔たりがあることを言及しています(URL)。まず、企業が学生に対して「もっと身につけてほしい」と思っている【主体性】【コミュニケーション力】【粘り強さ】【チームワーク】に対し、学生は「十分できている」と感じています。そして、学生が「もっと身につけないといけない」と思っている【語学力】【業界に関する専門知識】【簿記】などに対し、企業は「不足してはいない」と感じています。つまり、企業が求めているのは内面的な基礎力であり、若手社員は改めてこの基礎力に対して学び直す必要があるのです。みなさんが勤めている企業で充実した毎日を送るために、基礎力を高めていくことがとても価値のあることです。
3つ目は、私たち一人一人の描く理想という観点です。今現在、「私は理想通りの人生を送っている!」という方は幸せを実感しているかと思います。理想を実現するには、目指した時に感じる「不安定感」を上手に扱う必要があります。世界一のコーチと言われるアンソニー・ロビンズ氏は、【人生の質は、心地よい不安定感の量で決まる】と言っており、これこそマインドセットと言われる基礎力にあたります。建築で言うと、建てたい建物を建てるための土台に当たる部分で、将来自分の本当に叶えたい理想のために、揺るがない土台を築くことは大切なことです。
とは言っても、「リカレント教育」の言葉通りに会社を辞めて学校に通い直すという決断をすぐにできる人ばかりではありません。特に日本においては、リカレント教育に対してポジティブな印象を抱いている企業は少ないです。そのため、Base-Upは会社に通いながら社外で学ぶ機会を提供しています。
全ての学生、社会人に向けて学習を提供します
Base-Upセミナーは、学生・社会人どちらの立場でも学びを得られます。社会人にとっては学び直しの機会であり、学生にとっても就職前に社会で求められる基礎力をあらかじめ体験できることはとても貴重です。また近年は内定の時期も前倒しになる傾向にあり、内定が出てから入社までの期間にこのような学習の機会があると、入社してからも余裕を持って仕事ができることでしょう。
また、「基礎力」だからと言っても、若手だけでなく役職についている方々にもご自身の積み上げてきた経験を振り返るきっかけになります。
- 会社で活躍したい
- 成果をあげたい
- 就職して即戦力になりたい
- 効果的に仕事をこなしたい
- ライフワークバランスをとりたい
- 自分のメンタルを安定させたい
- 職場の人たちとうまくやりたい
- 職場や職業が変わっても通用する自分になりたい
など、人生で多くの時間を割くことになる仕事で、長く前向きに働き続けられるために必要なスキルやマインドを、一緒に学びましょう!